「メグとばけものとは何?」
「メグとばけものを実際にプレイした感想」
「メグとばけものをレビューした結果が知りたい。」
本記事では、メグとばけものとは何であるのかや、実際にプレイした感想、レビューした結果について解説します。
メグとばけものとは何?
メグとばけものとは一体何でしょうか?
あらすじ。物語はメグがばけものと遭遇するところから始まる
ヒロインのメグは魔界に迷い込みます。幼い少女が魔物の世界に迷い込んだところを、2匹のばけものが発見する所から、ストーリーは始まります。
こちらの迷い込んだ少女が、本作のヒロインの「メグ」で、メグと出会った2匹のばけものの「ロイ」、「ゴラン」の3人が主要なキャラクターです。
ヒロイン「メグ」を食べようとするのが「ゴラン」で、もう一匹が「ロイ」です。
魔界では人間は食べ物なので、ゴランはメグを食べようとしますが、メグが泣き出すと、突然魔界に異変が起こるので驚き、メグを食べないことにします。
メグが泣きましたら、世界が滅びると知っている2人の怪物は、人間を食べる怪物からメグを守りながら、はぐれたメグの母親を探します。
母親を探す過程で、メグたちは、人間だったメグがなぜ魔界に来たのか、魔界は何のためにあるのか、人間界と魔界の関係はどうなっているのかなど、さまざまなことを学んでいきます。
メグとばけもののレビュー
メグとばけもののレビューをしていきます。
ベタすぎる切なく悲しい物語
メグとばけもののストーリーは、魔界に迷い込んだ人間の少女メグと、一匹の悪魔ロイとの心温まる交流がベースになっています。はっきり言って、題材も話の展開も、その他の創作作品にいくらでもあるようなもので、目新しさはまったくありません。
それでも、テーマがシンプルだからこそ、プレイヤーの心に響き、純粋に泣けます。例えばドラクエシリーズのように、中途半端な王道でも、極めましたら、人の心を動かせることを証明しています。
魅力的なキャラクターと光るユーモアセンス
メグとばけものは、シリアスとギャグがうまくミックスされ、緩急を強く意識している印象が強い作品です。
シリアスな部分をほのぼのとした部分で盛り上げ、笑いを誘うユーモアのセンスも存分に楽しめた。ロイはもちろん魅力的ですが、個人的にはゴランの心の変化に感動しました。
BGMはあまりキャッチーではありませんが、切ないメロディーがゲームの雰囲気によく合っています。
ギミック満載のマップの進行と戦闘
メグとばけものは、基本的にマップを移動しながらストーリーを楽しむテキストアドベンチャーですが、戦闘やギミックを乗り越えながらメグを守るシーンもあります。
戦闘自体は、状況に応じて最適な選択肢を選んだり、目押しやカードシャッフルなどのミニゲームをいきなりクリアしたりと、ギミックに重きを置いた遊び心があり、楽しめます。
また、3人の操作キャラクターを切り替えながらマップを進むというFF6を彷彿とさせるギミックもあります。
シンプルな実績の設定
実績はサブストーリークリアにのみ気を配ればよいので、無駄な実績集めがなく、純粋にストーリーを楽しむだけで実績がクリアできる点が良かったです。
メグとばけものを実際にプレイした感想
魔界に迷い込んだ少女メグと、彼女を守り母の元へ送り届けるモンスターロイ の心温まる物語を描いたアドベンチャーでした。
バトルはRPG要素のあるコマンドバトルですが、演出としての役割が大きく、ゲームとしてのRPG要素は薄いです。
バトル中、ロイのHPは99999と、負ける要素がないチート性能です。
メグが泣きましたら、世界が崩壊するので、ロイはメグもケアしながら戦う必要があります。そのための「おもちゃ」コマンドに関しては、かなり特殊に見えますが、一般的なRPGでいう回復アイテムと同じ役割を果たします。
その他にも「順序記憶」、「シャッフル」、「ボタン連打」など、特殊なコマンドがいくつかあります。これらは敵の特徴(個性)にマッチしており、シンプルだが面白いです。
ただし、ゲーム全体のボリュームに合わせて、コマンドのバリエーションがもっとあっても良かったかもしれません。
グラフィックはシンプルなドット絵ですが、「魔界」がどのような世界なのかがよく伝わってきます。魔界といっても、人間界と同じような機械やオブジェがたくさんあります。
花畑のような美しい場所もイベントシーンを盛り上げます。ストーリーは既視感があり、内容も予想がつきますが、短いストーリーの中にほのぼのとした内容が詰まっています。音楽もシーンにマッチしていて感動的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?メグとばけものとは何であるのかや、実際にプレイした感想、レビューした結果について解説しました。
メグとばけものは、シンプルなストーリーで遊びやすいアドベンチャーとして、誰にでも気軽に始めることができます。