ゲーム実況は、YouTubeやTwitch、ニコ生などのプラットフォームで人気を博しているジャンルの一つです。
実況者が様々なゲームをプレイしながら、進行状況や感想、ユーモアを交えた解説をするスタイルは、視聴者を虜にしています。
今回は、人気実況者キヨが使用している機材について、詳しく紹介していきます。
キヨの実況環境
キヨはX(旧Twitter)で、実況機材について発言しています。
なんでもすぐ人に聞き、プロの真似をするよりも、自分に合ったものを探そうねということでしょう。
そんなキヨの実況環境は、高価な機材を駆使した優れたものだと予想されますが、意外にもマイクは実況活動開始してからずっと変えていないようです。
TOP4のメンバーからもいい加減良いヤツに買い替えろよ!とよくいじられているほどです。
マイク・オーディオ機材
キヨが長年愛用しているマイクはこちら。
これをウェットティッシュのBOXの上に置いて使用しているそうです(笑)
TOP4メンバーにも安すぎる!お前ぐらいしか買ってるやついねえだろ!と散々な言われようですが、意外にも高評価、売れ行きも好調のようで、在庫不足になっていることも。
キヨは配線が多いのを嫌うようで、シンプルに必要最低限の機能があれば良いのでしょう。
あの声量、あのブレーキ音を長年この小さなマイクで受け止めてきたのです。
この商品、相当の優れものではないでしょうか。
こちらもTOP4メンバーから総いじりされている一品。
ライターか?これ(笑)とまで言われる始末でしたが、決して商品が悪いわけではないのです。
確かにプロが使ってるもの知りたい!と思って聞いたら期待はずれなものではあるかもしれませんけどね…
マウス・キーボード
マウスとキーボードは、Logicool製のゲーミングマウス「G403h」と、同社のゲーミングキーボード「G105」を使用しているようです。
G403hは約8,700円と手頃な価格ながら、高性能なマウスで、G105は低価格ながらPUBGの大会でも推奨される優れたキーボードです。
こちらの2点も、実況歴が長く、相当稼がれている割にはお手頃なものを使用しているみたいですね。
やはり値段ではなく、使いやすいかどうかで決めているのでしょう。
キャプチャーデバイス
キヨはキャプチャーボードに関しては、さすがに妥協していません。
AVerMediaの「Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878 PLUS」というキャプチャーボードを使用しています。
このデバイスは、ゲーム画面をPCに取り込むための必須アイテム。現在は生産が終了しているため、代替モデルの「AVT-C878 PLUS」がおすすめです。
モニター・ゲーミングチェア
モニターはBenQとiiyamaを使用しているようです。
また、長時間のゲームプレイに適したAKRACINGのゲーミングチェア「OVERTURE」を使用。
動画編集環境
実況動画を魅力的なものにするには、撮影と同様に編集作業も重要な役割を果たします。
キヨは、高度な編集作業を可能にする環境を整備しています。
動画編集ソフト
キヨは現在、Adobe Premiere Proを動画編集ソフトとして使用しています。
以前はWindows Movieメーカーを使っていたそうですが、Premiere Proに変更したことで、より高度な編集ができるようになったと言われています。
Premiere Proは、プロ用動画編集ソフトの代表格。
初心者には難しいと言われているAdobeソフトですが、多彩な機能を備えており、キヨのような上級者なら存分に活用できる製品です。
オーディオ機材
キヨは、オーディオテクニカのATH-9931PCマイクやCreative sound blaster X-fi Go! Pro USBオーディオインターフェイスなどを使用しています。
マイクは、実況者にとって最重要アイテムの一つです。音質が良ければ良いほど、クリアな実況を提供できるためです。また、オーディオインターフェイスを使うことで、高音質な音声を録音できます。実況のクオリティを決定づける機材なのです。
ボイスチェンジャーの活用
キヨさんは、実況の際にボイスチェンジャーソフトも活用しています。視聴者を楽しませるための工夫が垣間見えます。
MorphVOX Voice Changer
キヨがボイスチェンジャーとして使用しているのが、「MorphVOX Voice Changer」というソフトです。
このソフトは、男声を女声に変換したり、様々な環境音を追加できるなど、実況の楽しみを高める機能を備えています。
ボイスチェンジャーは、単に声を変えるだけでなく、キャラクターになりきる面白さもあります。
初心者がボイスチェンジャーを使いまくってなんかおもんない、みたいな展開も、キヨはうまく使いわけて視聴者を楽しませてくれていますね。
他のボイスチェンジャー製品
- iMyFone MagicMic: 250種類以上のボイスフィルターを搭載
- Voicemod: 80種類以上のボイスフィルターと効果音を備え、設定が簡単
- バ美声: 男性の声を女性の声に変換するのが特長
- Audio Input FX: OBSなどの配信ソフトと連携して使用可能
他にも、様々なボイスチェンジャー製品が存在します。iMyFone MagicMicのように、豊富なボイスフィルターを備えた製品や、専門的な機能を持つ製品まであります。
配信者は、自分のニーズに合わせて最適な製品を選択することが肝心です。
ゲーム実況を始める際の機材選び
ゲーム実況を始めたい人は、どのような機材を選べば良いのでしょうか。キヨも活動初期から高価な機材を使っていたわけではありません。
初心者におすすめの機材
ゲーム実況の初心者は、まずは最低限キャプチャーボードとパソコンを用意しましょう。特に、動画編集が滑らかにできる性能の良いPCを選ぶことが重要です。
その後、徐々にマイクやマウス・キーボードなどの機材を追加していけば良いでしょう。
低スペックのPCだと動画の書き出しに時間がかかり、ストレスが溜まってしまいます。
なので、できるだけ高性能なPCを選ぶようにしましょう。機材は徐々に良いものに変えていけば問題ありません。
有名実況者の機材事情
実は、キヨをはじめとする有名実況者でも、最初は激安の機材から始めていました。
マイクは安価なモデルでも問題ないし、キーボードも特別なものは不要だったそうです。何年活動しても買えてないぐらいですからね。
それもキヨらしいといえばそうです。
大切なのは、コンテンツ作りに情熱を持ち続けること。
機材が整っていなくても、実況に対する熱意があれば、必ずファンは付いてくるはずです。最初は手頃な機材から始め、少しずつグレードアップさせていけば良いのです。
まとめ
今回は、ゲーム実況者キヨの機材事情について詳しく紹介しました。
機材選びは実況を始める上で重要なポイントですが、一朝一夕には揃えられません。
しかし、キヨの例に見られるように、こだわりたいところだけ良い機材に変えていけば、素晴らしい実況コンテンツを生み出せるはずです。
初心者さんは、まずは低予算の機材から始め、経験を重ねながら高性能な製品にグレードアップしていくのが賢明です。
何よりゲーム実況に対する熱意を持ち続けること。
良い機材さえあれば誰でも上手く実況できるわけではありません。コンテンツ作りへの情熱が、ゲーム実況者として成功する鍵ですね。