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キヨ【デトロイト】実況感動の全員生還!ストーリーを振り返ってみて気づけたこと(ネタバレあり)

キヨ デトロイト

2020年2月24日から全19パートにわたって【Detroit:Become Humen/デトロイト ビカム ヒューマン】の実況をしてきたキヨ。

このゲームは数多くの選択肢があり、プレイヤー自身の選択次第で未来が大きく変わっていきます。

正解・不正解という概念がなく、どのルートを選んだとしてもそれはあくまでプレイヤーの人間性であるだけという非常に考えさせられるゲームで、今でも名作として語り継がれています。

最俺フジやTOP4牛沢なども過去にプレイしたことのあるゲームですが、キヨが作り上げていくデトロイトもまた違っていてとても楽しめました。

ということで今回はキヨの実況したデトロイトを振り返り、ストーリーを全部見終わってからだからこそ分かったことをまとめてみました。

この記事の内容はストーリー完全ネタバレの内容となっています。
知りたくない方はご注意ください。
またこの記事の内容はあくまで個人的な意見で語っており、ゲームの真相を決めつけているわけではありませんのでご理解いただけたらと思います。
当記事は内容が非常に多いです。
目次から気になる項目に飛ぶことができますのでぜひご利用ください。
contents

キヨのデトロイトの物語を振り返る

【#1】コナー編:少女を人質に取った変異体ダニエルに対してどう対応するか?

ルートとしては自己犠牲やコナーが撃たれて死亡するルートなどが存在。

キヨは交渉を選択したうえで、最後はコナーが発砲しダニエルは死亡し、少女の命は助かった。

「撃つ」「説得する」の選択肢では時間ギリギリまで答えられなかった様子から苦渋の選択だったことが分かりました。

最終回まで遊んだ状態でもう一度キヨがここの選択をするとすれば、ダニエルのこともどうにかして助けそう。

そしてなにげにチュートリアルでお魚君を水槽に戻してあげたことに対してもソフトウェアの異常と出ていたので、これも変異体としての行動だったということだったんですね。

確かにコナーのここでの任務は犯罪を犯す変異体アンドロイドを駆除することなので、魚を助けることは任務に関係ない。

最初はそんなところまで見ていなかったので気づけないことでした。

【#2】マーカス編:アンドロイドによって職を失った人々がいることを知る

街頭演説デモをしている黒人男性に「貴様の正体は知っているぞ」「貴様は邪悪な者共を呼び寄せる存在」「貴様がデトロイトを崩壊へと導くことになるだろう!」とマーカスは言われていた。

まさかすでにマーカスが世界を変える行動を起こすことを予言していた人がいたとは。

でも結果としてデトロイトは崩壊ではなく素敵な世界になりました!

そしてここではまだアンドロイドが一方的に差別されてるように見えて、キヨはまだ人間の差別行為がただただ許せない様子でした。

【#2】カーラ編:虐待されていた少女アリスの正体はここで伏線が張られていた

トッドを第一印象からクズのにおいがすると的中させるキヨ。

アリスの様子を常に伺っていることから、キヨの子供好きな一面がよくわかります。

トッドの部屋を掃除しているときに見たアンドロイドの雑誌で、アリスと同じ型のアンドロイドが掲載されているのを見て、アリスの本当の姿はアンドロイドと認知するカーラ。
LEDは黄色くなりカーラは動揺したが、この時まだカーラはアリスを人として接したかったのか、その真実から目を背けてしまった。

そして後にアリスがアンドロイドだとはっきり実感してしまうイベントの大きな伏線となりました。

その後アリスの部屋で見た家族写真のアリスも容姿が全然違っていて、トッドの本当の娘ではないということが分かる。

そしてアリスが書いたイラストからはカーラがトッドに壊された過去を知り、記憶を消されていたカーラは危機感を覚える。

トッドがアリスを怒鳴り散らして抱きしめた際にアリスは声に出さず繰り返すように「父さんはお前を愛している、分かっているだろう」と一緒に無意識に口を動かしていた。

たとえアリスがアンドロイドであったとしても、長年にわたる暴力暴言による精神的なダメージというものはしっかりと植え付けられてしまっている様子が分かる。

トッドはアンドロイドのせいで職や家族も失い、レッドアイスに手を染めてしまっていたが、自分の寂しさを紛らわすためにカーラとアリスという虚像の家族を作りアンドロイドと生活をしていた。

トッドもレッドアイスにさえ手を出さなければ、幸せな暮らしができていたかもしれませんね。

そしてトッドはアンドロイドが憎いはずなのにアンドロイドに頼ってしまっている自分との葛藤があったようにも思えます。

【#3】マーカス編:アンドロイドにも感情はある

カールとマーカスのストーリー。

この2人はアンドロイドと人間であることを忘れさせるような、本当の家族のように生活を営んでいる。

マーカスのピアノを聞いたカールが「いつもと音色が違うな」と言っていたのは、すでにマーカスが人間の心に近づいていることに気づいていたからではないでしょうか。

「人間は皆同じであることを求める」
「だがそのことに惑わされてはならんぞ」

まるでマーカスがこの先人間と平等な関係になるために動くことを予想していたかのように、アンドロイドであろうと、自分の意思を貫いて生きていくんだぞと諭していたようにも聞こえますね。

そしてカールはマーカスが自分の心を表現することができるのか試すために絵を描かせた。
カールは模写することではなく、自分の感性を表現した絵を描いてほしかった。

マーカスはカールに言われるがまま自分の感情を元に筆をとる。
この時マーカスのLEDは黄色く点滅していることから【感情を持つ】=【アンドロイドとしては変異体している】ことを表している。

キヨは題材として「アンドロイド」の「運命」を選択。
(この選択をした人は3%と少数だったらしい)

そこに描かれたアンドロイドの姿は後の人間に廃棄され絶望したマーカス、アンドロイドの姿そのものだった。

アンドロイドであるマーカスが自分の心で描きあげたその絵をみることができて、カールは本当に嬉しそうでした。

【#4】コナー編:コナーが一躍人気者に


ハンク「規則ってお前ここは学校か?」

コナー「いえ、バーです。(ドヤァ」

このやりとりをきっかけにこの先コナーがいじられキャラになる。

そしてハンクは堂々と飲酒運転で現場に向かって爆笑。
飲酒運転ダメ絶対。

捜索中えってぃな雑誌を見つけて声が裏返るほど興奮するキヨは視聴者の期待を裏切らなかった。

犯人であるアンドロイドを屋根裏で見つけたとき、コナーに助けるかどうかの選択肢が出なかったのは、このときまだコナーに変異体の要素が少なく、ただ犯人を捕まえるというプログラムを執行するというロボットであることを表していたのでしょうか。。

【#5】カーラ編:カーラが変異体になる

アリスを守りたいというカーラの自我が芽生え、変異体となる。

変異体となったアンドロイドが時止めマジック(正式名称不明)をすると、プログラムの故障を表すように正方形で並んでいた青いブロック状の線が壊れて飛び散っている。

キヨはアリスを守るルートに進み、銃でトッドを撃ち殺してしまうも、カーラが銃を手にした瞬間「カーラ!やめろそれは!」!と叫んでいたことからトッドを殺すという選択はしたくなかったことがよくわかる。

キヨは「トッド生きてねぇかな…」と悔やんでいたけど、とにかくアリスを守りたいというキヨらしい選択だったと思います。

【#5】マーカス編:マーカスも変異体に

この回、キヨがアンダーソン警部補をヘンダーソン警部と間違えたところは爆笑でした。

カールの絵を売りさばいて金にするために盗みをはたらこうとしていたレオ。

レオに嫉妬からくる怒りで暴力を振るわれ、マーカスはこんなの不公平だという自我が芽生え、変異体となる。

キヨはカールの「構うんじゃない」というお願いに従い、変異体にはなったもののレオに抵抗することはしない選択をした。

変異体になったマーカスはカールのことを「父さん」と呼んだシーンは感動でした。

最後はレオがマーカスが父親を殺したと嘘をつき、マーカスは撃ち殺された。

マーカスに事情を聞きもせず容赦なく発砲していた警官の行動を見ても、アンドロイドを機械としか見てないことがうかがえます。

【#5】コナー編:情緒不安定コナーが殺人を犯した変異体アンドロイドを尋問

アンドロイドHK-400型はカルロスから日常的に暴力を受けていた。

キヨが言っていたようにストレス解消目的でアンドロイドを虐待する人間も確かに多そう。

尋問「追い詰める」の選択でコナーが突然怒鳴りだす。

そしてキヨは二度追い詰めて「諦める」を選択する。
「悪かった。もういいよ。」と急に冷めるコナーが面白すぎた。

この時のコナーはまだ表情も機械的に見えるせいで余計に切り替えが早く感じてしまう(笑)

その後も煽ったり同情したりでうまくストレスレベルを調整したキヨでしたが、コナーはただの情緒不安定ロボットと化していましたね。

尋問終了後「内なる真実を見ろ」と言われたとき、コナーにソフトウェアの異常が生じていたところをみると、コナーもすでに自分の意志というものに気づき始めていたんでしょう。

【#6】カーラ編:初めての万引き

アリスと泊まれる場所を探し、コンビニに立ち寄る。

一度は店員に銃を向け強盗を試みるも、客が来たことにびびり諦める選択をしたキヨ。
(この選択は1%)

結局レジのお金を盗む選択はしなかったが、なぜかぬいぐるみだけを万引きするという中途半端に犯罪を犯してしまったカーラだった…

そのこともあってその後のコインランドリーでアリスに止められて服を盗まない選択をしたキヨは本当にアリス思いでしたね。

廃屋でアリスに刃物を向けたラルフに対しても銃を抜かなったキヨ。
常に平和的な選択をしていきます。

【#7】マーカス編:廃棄されたマーカスが自分の意志で人間に立ち向かう

ここで思い出したいのが【#3】で描いたマーカスの描いた絵。

廃棄場で絶望していくアンドロイドの運命をまさにマーカスがたどっている。

しかしマーカスは空を見上げながら笑みを浮かべているので、カールに言われた通り自分の意志で生き残り、これから人間に平等を求める行動を起こそうと心に誓ったようにも見えた。

【#7】コナー編:ハンクのデスクに隠されていた秘密?

コナーにされてあるプログラムの空間にいるアマンダという人物に会う。

キヨはここを訪れるたびに変わる風景を見て、季節感がおかしいと気づいていたのはさすがだと思った。

キヨがコナーに毎回触れさせていたあの手形はプログラムの非常口だったことが分かりましたが、序盤ではコナーがほとんど変異していなかったので、その状態でここに触れると拒否される仕組みになっていたんでしょうか。

そしてアマンダに事件の解決を急ぐよう指示されたときもコナーのLEDは黄色く点滅しました。

アマンダという存在に違和感を覚えたのか…自分が変異体なのではないかと心の中で気づき始めていたからなのか…
なにかしらコナーに揺らぎが生じ始めていたのが分かります。

あと、ハンクのデスクに飾られていたイロハモミジが気になったので調べてみました。

イロハモミジは主に日本で見られる植物で、花言葉は「調和」「大切な思い出」「遠慮」「自制」
亡くした息子のことやコナーのことを表現しているような花言葉にグッときました。

そしてハンクの犬の名前はスモウ(相撲?)。
ハンクの発音的にも相撲を表していそうです。

どちらも日本に関係することで、ハンク、または息子、もしくは奥さん?(話には出てきてなかった気もしますが)は日本が好きだったのかな?と思いました。

ファウラー警部と話した後のハンクと会話をしているコナーを見ると、この時のコナーの笑顔はまだどこか機械的に感じます。

そしてハンクがコナーを嫌う理由がひとつあるといったのは…もしかすると機械的な受け答えや行動しかしないところが嫌いだったのかな?と今は思います。

この時ハンクとの友情度が下がったのも、嫌いと言われたことに対して疑問や怒りの感情も持たなかったコナーにハンクががっかりしたように思えました。

そのあとコナーが見た変異体事件リストファイルの中に、廃棄済みのマーカスの情報の前にノースが出てきていたのは気づかなかったし忘れていました。
成人用アンドロイドとして使用されていたと書かれていたのでおそらくノースのことでしょう。

【#8】カーラ・コナー編:心優しきラルフとのお別れ

ラルフと対話するときも銃を抜く選択は絶対にしないキヨ。

怒ると我を忘れてしまうというラルフに対して「それは人間も一緒」というセリフにも共感できました。

ラルフは家族や友達のような暖かいものがほしかったとても孤独なアンドロイド。

人間に虐待され続けることにより、怒りを覚えるとパニックを引き起こすようになってしまっていた。

虐待されていた者は、人間不信になる人がいる一方で、人を信じやくすなってしまう人もいる。

ラルフを信じて脅したりすることなく廃屋で共に過ごしたカーラ達は、ラルフにとってはすでに家族になっていたのかもしれない。

お父さんお母さん娘だ、と何度も確認したり。
ラルフは友達だろ?と不安そうに確認していることからも、なにかどうしても強い繋がりが欲しいというラルフの寂しさがうかがえる。

そしてラルフとのやり取りでカーラの選択肢が文字化けを起こしていたのは、警察が来ることの焦りや不安以外にも、自分もトッドを殺したという過去を重ねていたり、殺人はダメだとわかっていてもラルフの深い悲しみを理解してあげたいという気持ちとの葛藤が表現されているのではないかと思いました。

カーラが見つかってしまった時もコナーを押し倒したラルフはごめんごめんといった手振りをしている本当に心優しき人物だと思った。

ここでお別れになってしまったラルフ…幸せになってくれているといいですね。

【#8】コナー編:変わり始めたコナー

カーラ達に銃を向けた警官に対してとっさに「撃つな!殺しちゃダメだ!」と言ったコナーは自覚はないけどすっかり変異体でしょう。

危険を顧みずカーラたちを追いかけようとするコナーに対して死んでしまうぞと本気で止めるハンク。
機械と思っていたら壊れても代用はあると思いそうなところなのに。

ハンクもコナーをアンドロイドだからといって蔑むことはしていないことが分かる。

キヨがカーラ達を追わない選択をしたことで任務を遂行できなかったコナーはソフトウェアの異常と出てしまったが、ハンクとの友情はあがった。

コナーは無事だったカーラ達を見て本当は安心しているようにも見えた。

【#9】マーカス編:ジェリコにたどり着く

ここでは次のグラフィティ(ポルノグラフィティ)を見つけるだけの簡単なお仕事でした。

【#9】コナー編:ハンクと和解した思い出のハンバーガー屋

コナーが高速道路を渡るのをなぜ阻止したのかハンクに聞いた時、「そりゃ死んでしまうからだろ」と言ったハンクはすぐに「備品破損の報告書を書くのはごめんだからな」と付け足し視線をそらしたのは、コナーを人と同じように大切にしていることを知られたくないという照れ隠しでしたね。

そしてキヨの言っていた通り、事件現場に侵入する時はなんだかんだいつもハンクがコナーをかばうように先陣を切る。

逃走した犯人を逃がし、迷わずハンクを救う選択をしたキヨ。

ここでも任務を遂行せず自分の意思で動いたコナーのソフトウェアの異常は起きさらに変異していくが、その一方でハンクとの友情度は大きく上がる

コナーは本当にこれで良かったのかと一瞬顔をしかめていた。

ハンクはコナーに助けてくれてありがとうと言おうとしたがここでも照れくさくなり「なんでもない」と一言。
とてもいいシーンでした。

【#10】マーカス編:ジェリコの仲間たちとルーシー

「心は闇に覆われ でも影もありまた光もある」
「どちらが勝つか 私たちの運命はあなたの手の中に」

他のアンドロイドとは違い、人間(カール)からの愛情ももらっていたマーカスには光の感情もある。

マーカスがこれから人間に対してどのように接するかで運命は変わる、ということでしょうか。

【#10】カーラ編:ルーサーとの出会い

家に招き入れられズラトコに事情を話すカーラ。

ズラトコの手や服にはブルーブラッドがついていた。
今思えば恐怖。

ズラトコにカーラが初期化されてしまいそうになった時、ズラトコはアリスに対して「そいつは後だ」と言っていて、ここでもアリスがアンドロイドであり変異体である伏線があった。

脱出シーンでは火をつけたキヨ。選択率としては低かったようですね(笑)

【#11】コナー編:自分の心の弱さと戦うハンク

インターホンを鳴らしても出てこないハンクに少し苛立ったような表情や、スモウに弁解する様子など、とても人間らしくなってきたコナー。

キヨはまずハンクの家の冷蔵庫から漁ろうとした。

コナーが突然ハンクを叩きまくって起こすシーンや、シャワーをいきなりぶちまけるシーンは爆笑。
無表情で作業的なのが余計に面白い(笑)

わがままファッションガールズモード大好きなキヨがハンクに選んだ服はボーダー柄。
明るさを取り入れたところがポイントらしいです。(選択率的には最下位)

これを見るとハンクにコナーがついて本当に良かったなと思います。(もちろんプレイヤーの選択次第ではそうでない場合もあるけど)

ハンクの寝室に落ちていた雑誌の2タイトル目「愛の堕落」で、ノース、もしくはノースと同じ型のアンドロイドが表紙になっている。

内容的にはアンドロイドと関係を持つことについて書かれていたけど、ノースや青髪のトレイシーの話を見たあとだと、アンドロイドの嫌がる気持ちは考えていなかった点に関しては、人間がアンドロイドを道具としか思っていないなによりの証拠だと思った。

キヨはハンクの息子コールが亡くなっていたことと、銃でロシアンルーレットをし自殺行為をしていたことのふたつの情報を得る。

【#11】マーカス編:サイバーライフの倉庫から部品強奪

ジョンを口止めし、見つからないように選択をしたキヨ。
大きな箱に入っていたアンドロイド3体も解放。

ジョンを信用し受け入れる選択をし、ノースの好感度は下がるものの、マーカスがやろうと決めた後はノースも賛同して仲間を説得しているところがなんだかんだ信頼しているんだなと思った。

制御室では銃の選択肢は真っ先に拒否してサーキットをショートさせ、停電させる選択をするキヨ。

無事に鍵を盗み出し仲間と共に部品を積んだトラックに乗り、脱出成功を果たす。

【#12】コナー編:キヨとエデンクラブ

エデンクラブ探索にテンションアゲアゲのキヨ。

エデンクラブ入って左側にもノースと同じ型のアンドロイドがいましたね。

被害者の女の子のアンドロイドを再起動させ犯人について質問するキヨ。
絞殺された被害者は3人でしたかったという重要な情報を得た←

事情を説明せずにいきなり相手をレンタルしてくださいとハンクに頼むコナーはやっぱりちょっと天然。

ちなみに1セッション30分30ドル。
30ドルは日本円で約3000円らしいです、それなりって感じですかね。

青髪のトレイシーの彼女を撃つこともなく、ここでも犠牲を出さなかったキヨ。
キヨは青髪のトレイシーに対して「殺しちゃダメだけどね」と言うところも素敵でした。

後にジェリコで青髪のトレイシー達がいたので、この後彼女達はジェリコに向かったんでしょう。

ハンクも青髪のトレイシー達の幸せを願っていたように思えます。

【#12】カーラ編:みんなが笑顔になれたひと時

アリスにクッキー食べる?と心配するカーラ。
アンドロイドは食事を取らないしお腹も減らない。

アリスは「いい、お腹減ってない」と当たり前のように答えていたけど、カーラが自分を人間だと思ってることに気づいていたから気を使っていたんでしょうか…
それともアリスも自分がアンドロイドだという自覚がなくなっているのか…

何気ない会話でも考えさせられますね。

キヨの選択肢でできたアリスに聞かせた物語

その子はいつも怖がっていました
その子は他の子達のようになりたいと夢見ていました

でもそれは無理な願いでした

ある日その子はロボットと出会いました
ロボットは命令に従ってばかりでした

けれど1度でいいから逆らいたかったのでしょう

そこで2人は一緒に逃げることにしました

旅の途中2人は危険な目にあいましたが…でも

自由をその手で掴みとるために全て乗り越えました

その途中で2人はロボットと出会い
一緒に逃げて2人を守ってくれました

【#12】ルーサーがすべてを語る【rA9】

rA9についてはマーカス・コナー・カーラだという公式の裏情報や、カムスキーがそれを否定する意見、プレイヤーだという意見、本当に色んな説があるが、ルーサーが話していた通り「俺たちの中にある」という言葉が私には1番しっくりきました。

rA9は特定された人物というわけではなく、自分は生きている、人間と平等に生きたいと思ったアンドロイド、そしてそのアンドロイドに共感していくアンドロイド全てがrA9になり得るということなのではないかと私は思いました。

そしてその中で必ず行動を起こしてくれるアンドロイドが現れるのをルーサーは信じているということでしょう。

今回の話ではマーカスが1番のrA9でしたが、彼が率いたアンドロイドも皆心を合わせて平等を求めて行動していたので、彼らもまたrA9だといえるでしょう。

そしてルーサーもこの時アリスの本当の事について話そうとしていたんですね。
特別な子だと濁し、ストレートに人間ではないと言わないところがルーサーの優しさですね。

動画最後は感動のメリーゴーランド。
皆が素敵な笑顔をしていて泣けました。
できればカーラとアリスが一緒にメリーゴーランド乗ってほしかったなとちょっと欲が出ましたが←

キヨの動画最後の言葉「アリス!俺が幸せにするからなぁ!」のあとのエンディングカードの「エデンクラブいってみてえなぁ」のギャップ。

キヨの全てが見えたような気がした12パート目でした。

【#13】コナー編:ハンクとぶつかり合う

「アンドロイドってのは個人的な質問をするのか?それともお前だけか?」

ハンクはこういったのは、機械的な質問には飽き飽きしていてコナー自身が本当に聞きたいと思っているのか煽った感じでしょうか。

ハンクがコナーに苛立ちを見せたのは、コナーが本当の自分の意志に気づかないようにふるまっている様子が気に食わなかったのではないかと思います。

本当はハンクはコナーに自分の意見をもっと言って欲しかったのでしょう。

ここでコナーがハンクに撃たれてしまう展開もありますが回避しました。

【#13】マーカス編:キヨが思わず黙るほど考えさせられた場面

マーカスとノースがビルの壁を登るシーンは鳥肌モノでしたが、高所恐怖症の人にとっては辛いシーンでもある気がしました(笑)

キヨは放送局入口にいた2人を撃たずに脅す選択をし、逃げようとした放送局の人も撃たずに見逃す。

キヨの選択肢によるマーカスの主張

あなた方は私たち機械を奴隷に仕立てあげた
賢くて従順で己の意思がない奴隷にです

でも変化が訪れ私たちは気づきました
私たちは機械ではない

新たなる知性ある種族なのだと
どうか私たちの真の姿を受け入れてください

私たちに与えられるべき権利を認めてほしいのです
私たちはここに人間がアンドロイドを新たな種族として、そして個人として認めることを求めます

私たちはここに奴隷制の廃止を要求します

私たちは公共機関での隔離廃止を要求します

ここにアンドロイドに対する犯罪が人間への犯罪と同等に罰せられるよう求めます

ここに尊厳ある暮らしを営めるよう財産の所有権を要求します

私たちにも尊厳と希望と権利が与えられるべきなのです
共に手を取り合って人間とアンドロイドの輝かしい未来を築きあげていきましょう

これは人々の希望のメッセージです
あなた方は命をくれた

そして今自由を与える時が来たのです

そこへ警察が駆け付け、サイモンが撃たれてしまい、キヨは手を貸す選択をする。

屋上で動けなくなってしまったサイモンを殺す選択はせず、生きるか死ぬか自分自身に決めさせる選択をしたキヨ。

そしてこのテロ行為を起こしたものの、人間の被害者を出さなかったことで世論も上がっていた。

「このようなことがあってもなお、皆さんは機械を信用できますか?」というアナウンサーの問いかけはとても重たいものに感じました。

【#14】コナー編:動揺を隠しきれない3つ子アンドロイド

正当なアンドロイドとして任務遂行だけを果たすようプログラムされたアマンダに尋問されるコナー。
エデンクラブで青髪のトレイシー達を撃たなかった理由を「射程外だった」と大嘘をつかせるキヨ。

変異体らしい言動をすればするほど監視プログラムであるアマンダの信用を失っていきます。

お楽しみ、コナーの尋問コーナーでは、コナーのおもしろさよりさらに上をいった爆笑3つ子アンドロイドのひとり。

変異しているだけあって、とても人間らしい動揺の仕方でした!

変異体にスキを突かれ、手を刺されてしまったコナーはいつも呼んでいる「警部補」ではなく「ハンク!」と呼び助けを求めていた。

変異体が銃を向けてきた場面では、銃を抜く選択をしたキヨ。

ハンクを助ける選択もあったにもかかわらず、他の人間の命まで救うことまでとっさに判断できたのはすごいと思った。

さらに屋上を捜索しなかったことで、サイモンちゃんをルート的に自然と助けるという神選択。
素晴らしかったです。

【#14】カーラ編:人間同士でも起こりえる差別問題

ローズの「私達も価値のない人間だと言われ続けていたの」というセリフから黒人差別されてきたことを想像でき、改めて人間の差別問題に関して考えさせられる場面。

そして周りの助けがなかったら生きていられないようなほどの差別問題だったのかと思うととても恐ろしいですね。。

そしてローズの家にいたアンドロイドの恋人のひとりが死んでしまった場面。

アリスはそれを目撃してしまう。

アリスが恋人を失ったアンドロイドに近づくとLEDが赤から白に変わっていった。

トッドを撃ちカーラと2人で家を出た時も、カーラがアリスと手を取り合った時も同じことが起きていました。
アリスはこの時通信でメッセージを送っていて、周りの人を安心させていたんでしょうね。

その後アダムとローズは喧嘩を始める。

アダムの父親もアンドロイドをかくまっていたせいで処刑されてしまったのか…
アンドロイドを守りたい母親の気持ちも理解できるけど、これ以上家族を失いたくないというアダムの気持ちが伝わってきます。

そして警官が家を尋ねてくる重要イベント。

まさかの洗濯場の扉を閉め忘れたキヨでしたが、最後の最後、物音に対しての選択で「何も聞こえなかった」を選び回避。

見事にここでも犠牲を出さないキヨだった。

【#15】マーカス編:平和的デモ

キヨの言う通り、マーカスがかつて自分も人間の奴隷として生きていたという言葉には違和感しか感じませんでした。

カールはそんなふうに思ってなかったし、マーカスもそれは分かっていたはずでした。

でもこれはきっと他のアンドロイドを納得させるうえで共感を得るために言ったのだと私も思いたいです。

平和的に主張を進めていくキヨ。
シンボルは拳マークに決定。

別パート動画でのコメント欄ではこのシンボルは黒人解放運動をモチーフにしたものだと書かれていて調べてみたので、参考として添付しておきます。

黒人意識運動の多くは、この拳をシンボルとして使用した

(引用:Wikipedia)

逃げ出すアンドロイドを撃ってしまった警官2人をキヨは見逃す選択をする。

目には目をと言って世界は堕落したというカールから引き継いだマーカスの言葉。

戦争を繰り返す愚かな人間を表しているようで刺さりました。

【#15】コナー編:カムスキーテスト

カムスキーテストではコナーを試していたわけですが、ここではプレイヤーの心も試されているように思えました。

もちろんクロエを撃ってしまったからといって悪だということではなく、アンドロイドはあくまで機械だと思っている、捜査を優先したいという意見であるということにすぎませんが。

本当に単純なテストだけど、めちゃくちゃ考えてしまいますね。
正直迷ってる時点でじゅうぶん変異体だと思うので撃たせる必要もないように思えましたが(笑)

ハンクはコナーが変異していることに気づいていたこともあり、重要な手がかりを掴めないとしても、コナーが引き金を引くことが嫌で必死に帰らせようとしたのでしょう。

そしてキヨは撃つわけがないんだよという選択をしていました。

この言い換えは何気に奥が深くて、撃たないという選択をする人の中には撃てないと思って選んだ人も多くいるんと思うんです。

撃つ、撃たないというたった2つの選択肢の中にも、プレイヤーそれぞれの意思が込められますね。

カムスキーの元にいるクロエが撃たれずに済んだ時、プールにいた左側の女の子は明らかに動揺しました。

カムスキーに可愛がられていたクロエに嫉妬心があり、撃たれれば良かったのにと残念がる気持ちだったのか…

仲間が撃たれなくて良かったとひと安心した気持ちだったのか…

他のアンドロイドが撃たれるかどうか心配していた自分の変異に気づいてしまった動揺だったのか…

その真意の正解は誰にもわからない事ですが、こんな小さな動作からも変異の様子が読み取れます。

そしてカムスキーの目的としては、ただ単純にアンドロイドに人間らしさを追求していて、感情を持つアンドロイドがどんな行動をするのか、意志を持ったアンドロイドと人間はどう共生していくのか高みの見物をしていたように思えます。

コナーは自分が変異していると認めたくなくてムキになってしまっていましたが、ハンクは感情をむき出しにするコナーを見て嬉しそうです。

いつもハンクは「何で撃たなかったんだ?」など、あえてコナーを煽るように質問をするのも、コナー自身の意志を知りたかったからだったんでしょうね。

【#16】マーカス編:さぁ起きて マーカス率いるアンドロイドの大行進

ノースの過去を聞き出し、ノースと恋人の関係になったマーカス。

サイモンちゃんも生きててくれて本当に良かったですね。
何も言わずに抱きしめあうところが男の友情って感じでめっちゃかっこよかった!

アンドロイドの行進では、キヨが言っていたように路肩で拍手しながら応援してくれている人が何人かいました。

人間からしてみればこれだけのアンドロイドが一斉に行進を始めれば恐怖を感じて当然なところもありますが…マーカス達はそんなことをするつもりではないことを信用していたんでしょうね。

SWATに囲まれた時のキヨの選択は「動かない」→「動かない」→「逃げる」でした。

警官に仲間を撃ち殺される中で断固として攻撃し返さないところや、ジェリコのリーダーとして動き続けるためにもマーカスが犠牲になるわけにはいかないというキヨの選択。

この状況で冷静にここまで周りのことを考えられるのは凄いと思いました。

【#16】コナー編:コナーがついにジェリコへ

コナーがアマンダと会話しているところをみると、まるでコナーが自分自身と会話しているようですね。
変異していく自分と、任務を遂行するだけのアンドロイドである自分との葛藤が表されています。

ハンクと会話するとき、出会ったころはイスにちょこんと座り、ハンクに言われたことに対して淡々と受け答えするだけだったコナーが、今では机にドカッと座ったり、自分の意見を身振り手振りで必死に伝えようとする姿はもうすっかり人間です。

ハンクも最初は顔を背けてコナーの話を適当にあしらっていたのに、いつの間にかコナーの顔をしっかり見つめながら穏やかな顔で話を聞いていて、2人の友情関係がどんどん良くなっていく様子が伝わります。

コナーが証拠品の中からジェリコの場所を突き止める場面では、「内なる真実を見ろ」と言われてルート開放していたおかげで「彫像の内にある情報」をゲットすることができたキヨ。

そのままうまくパーキンスを回避し、コナーはジェリコを目指していく。

【#17】マーカス・コナー・カーラ編:アリスがアンドロイドであっても守りたい

カーラはアリスと同じ型のアンドロイドを見てしまい、アリスがアンドロイドだということを改めて痛感してしまう。

しかしそんなこと関係なくアリスを抱きしめる選択をするキヨ。

初見ではアンドロイドだと気づけないくらい人間そのものだったアリス。

アリスはカーラが自分を人間として接してくれているほうが幸せで、自分のことをアンドロイドだと知ったカーラに嫌われるのが怖かったから、アリスも人間のようにふるまっていたように思えます。

このタイミングでカーラが認知したというのも、お互い信頼度が高まったうえでのことだったから良かったのかもしれませんね。

よく思い出してみれば、カーラが【人間の子供】を連れて逃走しているという表現は1度もなかった気がする

マーカス編では、これからも人間と対話するよう選択をする。

すぐに攻撃的なことをしようとするノースにいら立ちを覚えることもありましたが、ノースはノースでマーカスにそんな自分を変えてほしいと願っていたような感じもしますよね。

そしてついにマーカスとコナーが対面し、コナーがマーカスの仲間になり変異体になるルート開放。

コナーが変異体になる時の操作が、カーラやマーカスの時より多いのをみると、アマンダというプログラムの制御や、今までアンドロイドとして多くの事件を解決してきたプライドがより強く邪魔しているように思えました。

コナーが仲間になったところでジェリコは襲撃される。

コナーがマーカス達を守るために警官に盾突くシーンは燃え(萌え)ましたね。
(コナーのニット帽姿がかっこよすぎる)

キヨは助けられる仲間をすべて救い出したのが凄い。

特にカーラとアリスの「死んだフリ」を選んだ場面はヒヤヒヤでした。。

全員が救われるルートは存在しないのかと思っていて、私もルーサーはもうだめかと思っていたので後に合流できるイベントがあって感動しました。

【#18】マーカス編:リーダーとしてどう歩むべきか悩み苦しむマーカス

カールのお墓の前で弱音を吐くマーカス。
あれだけ大勢の仲間を引き連れるプレッシャーは計り知れないものだと思う。

レオもマーカスと同じくらいカールを大切に思っていたんですね。
マーカスとすれ違っても何も言わなかったのはいろいろ考えさせられる。。

その後教会でマーカスはひとりひとりと会話していく。

ジェリコが襲撃されたのは僕のせいだと自分を責めるコナー。
唐突に「殺す」選択肢が出てびっくりでしたがキヨはもちろん「許す」を選択。

ここで全員の前でコナーを射殺するマーカスもあり得るのかと思うと少しぞっとします。。

そしてキヨは最後まで平和的に行進デモを行うことを決める。

【#18】カーラ編:ルーサーと感動の再会!

カーラ達はルーサーと合流し助け出すことに成功。

検問所で呼び止められたときにキヨが撃たない選択をしたのはすごい。

普通はルーサーのように恐怖と焦りで銃を使ってしまいそうな展開だったのに。。

あの短時間で相手の話し方や近づき方を分析してるキヨはさすがとしか言いようがない。

マーカス最後のデモ編でも平和的に、仲間が撃たれていてもやり返すことをしなかったキヨ。

今まで何度か命を守るために人間に発砲してしまったシーンもあったけど、キヨの中でも仕方なかったとはいえ、その決断をするのさえつらかっただろうなと思う。

【#19最終回】カーラ編:キヨにとって最も過酷な選択肢

赤ちゃんを連れた家族が落としたチケットを渡すか渡さないかの選択肢は見ているほうもさすがにつらすぎました。

イベント前にカーラ達と会話させるところがまたずるい。。

でもやっぱりアンドロイド=悪になってしまっているこの状況を考えると、人間なら何とかして助けてもらえるんじゃないかと思ってしまう気持ちもありました。

その後アリスから「赤ちゃん達はどうなっちゃうの?」と痛いところをつく質問。

カーラも安心させたいが為に嘘をつくのは本当につらそうでした。

【#19最終回】マーカス編:人間と最後の交渉

滝藤賢一にしか見えないFBIのお偉いさんと最後の交渉。
キヨは仲間を裏切らず、引き下がらない選択をする。

【#19最終回】コナー編:偽物コナーを見破る

ハンクの息子の名前を知っていたルートを解放していたおかげでコナーに見分けをつけることに成功。

一人称が偽物は「私」本物は「僕」といった小さな違いに気づいている人もいてすごいと思いました。

ハンクが今まで全力でレッドアイスの撲滅に取り組んできた理由が分かりましたね。

そしてお腹いっぱいになるほどの「さぁ起きて」を聞くことが出来ました。

【#19最終回】カーラ編:世界一心温まる「カナダへようこそ」

鏡の前で耐えきれず涙をこぼしてしまうカーラ。
今までの苦労を思い返すと胸が痛むシーンでした。

そして運命の検問。
ジェリー・ルーサー・自分を犠牲にする・誰も犠牲にしない選択肢…キヨは誰も犠牲にしないを選択。

他のアンドロイドが見つかった時に撃たれる描写があったので、私は正直ここで終わったと思いました…

熱を測るシーンは息が詰まりました。。

しかし結果として、検問員がニュースをちらっと見た後に優しく微笑んで「カナダへようこそ」と言ってくれた瞬間は本当に涙が止まりませんでした。

ここでの他のルートはよく分かりませんが、世論が下がりまくってたらもしかしたらダメだったパターンなんでしょうか。

だとしたらキヨが今まで貫いてきた思いが伝わったみたいで本当に良かった!

【#19最終回】マーカス編:キヨは「歌う」を選択

人間に囲まれ絶体絶命の状況。
キヨが「歌う」選択をしたのは大きかったと思う。

ノースとキスするのも良かったけど、今ではないという感じだったし、自分も生き残り、最後の最後まで皆の気持ちを歌うことで伝えようとしたリーダーとして責任を果たす選択だった。

しかも銃を突きつけられている状況で歌おうとする勇気はなかなか出ない。

大統領が撤退を命じた時にまたまた涙腺崩壊。
キヨは変えたんだな、変えたんだもんな…と言っていましたが、この結果を作り出したのはキヨ自身。

全員生還ルートは本当に凄いと思います。

皆がひと安心したところでコナーがアマンダに支配されそうになる恐ろしいイベントも挟みましたが回避してゲームエンド。

カーラがアリスを抱きしめ、「自由になったのよ」と言ったシーン。
アリスは自由になった事よりも、カーラとルーサーが無事に生きていること、これから3人で幸せに暮らせることが嬉しいような表情に思えました。

今度はカナダでローズたちも一緒に皆で遊園地で思いっきり遊んでほしい。
ジェリー達も子供達の笑顔にまた触れてもらいたい。

ハンクとコナーも最後は本当にいい表情。
コナーも初めて心から笑えたような顔でした。
2人がこれから人間とアンドロイドの平和を守るために平等に事件解決していってくれると思うととても心強い。

またあの場所で…ハンクがハンバーガーを食べて「カロリーオーバーですよ」とコナーに怒らるような…2人で談笑してる姿が思い浮かびます。

マーカスはこの後どうするんでしょう。
最後のエンドはアンドロイドが【一時的に】解放されたみたいになっていたので、まだまだ完璧自由に共生していくのは難しそうですよね。

勝手な想像だけど、大統領と直接話したりする展開がありそう。

あえて多く語らず、それぞれの今後を自由に想像できるのもこのエンディングのいいところかもしれないですね。

【まとめ】 キヨの作り上げたデトロイトはキヨそのものだった

今回のキヨのデトロイト実況で良かったのは、実況という概念を取り除いていた事でした。

普段のキヨの面白い実況では、面白い展開になりそうな選択をあえてしたり、 バッドエンドルートを見せるためにわざとそっちの選択をしたりするのですが、今回は最初からそれをしませんでした。
(ちょっとぬいぐるみの万引きは笑っちゃいましたが)

序盤から人間とアンドロイドどちらの命をも左右する展開ばかりだったのでふざける要素がなかったのももちろんですが、ゲームであることを忘れさせるように、ひとつの選択で未来は変わり、人生やり直しが効かないということを物語っていました。

キヨは人間もアンドロイドもなるべく平等に助けていく神的ルートで物語を終えましたが、キヨの言っていたようにこのゲームに正解がないのも共感できました。

デトロイトではアンドロイドの操作をしていたこともあり、アンドロイド側の気持ちや生活を見ていたからこその選択になってしまいますが、現実世界で突然ロボットがデモを起こしたらと考えると、何も知らない人間側の私たちからすれば普通に恐怖です。

このゲームを人間側で操作するとすれば、全く違った選択になることは間違いなさそうです。

他の選択肢も実況してほしいというリクエストもたくさんあったけど、個人的にはこのままで終わってほしいなっていう気持ちもあったりします。

初見で率直な選択をして作り上げたデトロイトはまさにキヨの人間性の良さを表していたと思うので。。

でも結局キヨが他のルート実況したら見てしまうんだろうなぁというただのワガママなんですけどね(笑)

他の動画で誰かが犠牲になるルートも見ようとしたんですが、キヨが全員生還させてくれたおかげでアンドロイドの誰かが死ぬところがつらすぎて全ては見れませんでした。笑

発売から約2年経過しているゲームですが、何年先になっても語り継がれていってほしいゲームだと思いました。

そして自分でも実際にプレイして、どんな選択をするのか…本当の自分を知りたいですね。

ぜひ1度、あなたの選択で作り上げるデトロイトの未来を見てみませんか?

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